お客さまから見た嫌な美容師とはアンケートから
どんなにカットが上手くても、煙草の匂いが強い美容師には次もお願いするか悩みますよね。今回は、「こんな美容師は嫌だ」というテーマで書いてみたいと思います。美容師さんもこの記事を参考にして、ご自身のことを振り返ってみてはいかがでしょうか?
提案がなく、すべてどうしますかと聞いてくる
カウンセリングでいきなり「今日どうしますか?」と聞かれると、困ってしまう方も多いのではないでしょうか? せめて今日のメニューを確認してもらい、まずは悩みを聞いてほしいものです。自分に似合うスタイルやプロの目線でのアドバイスを求めているのに、全て言われた通りにしかしてくれない美容師さんは嫌ですよね。低価格帯の美容室では、こういった対応が多いこともあります。低価格のお店はリピート率を求めない場合が多く、その場限りの仕事で済ませることが多いのです。お客様をさばかなければならないため、言われた通りにする方が楽なのでしょう。
傾聴力がない
こちらの意見を全然聞いてくれない、または理解していないように見える美容師さんも困ります。カウンセリングで不安なまま施術に入ると、仕上がりまで不安が続きます。2時間前後そわそわするのは嫌ですよね。しっかり相槌を打ってくれたり、こちらの適当な言葉をしっかり変換して言語化してくれる美容師さんなら安心です。
ズケズケとパーソナルなことを質問してくる
初対面なのにいきなり個人情報をたくさん聞くような美容師さんも嫌ですね。「彼氏はいますか?」「どこに住んでいますか?」「お仕事は何ですか?」など、仲良くなれば別ですが、初めからこうした質問をされると困ります。美容師さん自身が自分のことを話してくれれば、こちらも話してもいいと思えるのですが。
他の美容師さんの悪口を言う
人の悪口を言う人は、聞いていて気持ちの良いものではありません。周囲にも聞こえてしまい、他のお客様も不快にさせてしまいます。美容師は技術職なので、流派が違うと否定しがちですが、自分と違う考え方の美容師を批判するのは良くないですよね。例えば、「この切り方だとハネますね」と言われると、気分が良くありません。
使っているシャンプーなどを批判する
市販のシャンプーならまだしも、サロン用を使っていても否定されると困ります。市販品でも特に髪の悩みがなければ問題ないと思いますが、否定されて嬉しい人はいませんよね。日焼け止めやスキンケアについても同様です。おすすめのものを紹介してくれるのは良いですが、批判は嫌ですよね。
連絡先を聞いたりSNSで繋がろうとする
最近はSNSから美容室を探すことも多くなりましたが、ホットペッパービューティーなどで新規で行くと、美容師さんから「インスタフォローしてください!」や「インスタ教えてください!」と言われることもあります。鍵垢なら知らない人に見られたくないし、初めましての美容師さんにはあまりプライベートな写真を見られたくないですよね。美容室でSNSを聞かれたら、「全然更新していなくて、見る専なんです」と言っておきましょう。
携帯を覗き込んでくる
カウンセリング時に、「こんな髪型にしたい!」と画像を見せる際に、スマホのデータフォルダを探っている時に後ろから覗き込んでくる美容師さん。データフォルダって他人に見られたくないものですよね。プライベートな写真がたくさんありますから。カラーを塗っている時にLINEをしている内容を見られていたり、カフェを調べているときに「おすすめのカフェ知ってますよ!」なんて言われても、スマホを勝手に見ないでほしいですよね。
冗談が面白くない
会話の中で全然話が面白くない美容師さんも困ります。冗談のつもりでも反応に困ることがあります。特に下ネタを入れられると不快です。横から聞こえてきても不愉快です。
声が小さいまたは大きい
コロナ禍でマスク着用が多くなり、声が聞こえにくいことがあります。その上、ドライヤー中だともっと聞こえにくくなります。何度も聞き返すのは疲れます。また、声が大きすぎると他の人に話が丸聞こえで落ち着きません。
シャンプーが上手くない
美容室の楽しみの1つがシャンプータイムですが、それがあまり上手でないと残念です。力加減、リズム、強弱、テンポ、お流しのスムーズさなど、技術に差が出ます。爪の長い美容師さんのシャンプーは特に辛いことがあります。
体臭、口臭がする
これは接客業にとって致命的です。マスクをしていても、敏感な人はすぐに気づきます。タバコの臭いやコーヒーの臭い、虫歯や歯周病の人も臭いがきついです。服から生乾きの臭いがすると最悪です。香水の付けすぎも不快です。自分好みの香りなら良いですが、そうでない場合は辛いです。
お直しをお願いすると不機嫌になる
どんなに上手くても失敗はありますし、仕上がりに違和感を感じることもあります。「ちょっと思ったより暗いなぁ。でも忙しそうだし、我慢しようかな。でもやっぱりお直しをお願いしよう」と悩むお客様もいるでしょう。美容師側も心の中で「ちょっと明るすぎたかな」と思っていることもあります。お互いのモヤモヤを解消するために、美容師さんは笑顔でお直しをするべきです!
以上が、お客様から見た嫌な美容師の特徴です。美容師さん自身がこの記事を読んで、少しでも改善点が見つかれば幸いです。