カテゴリー別アーカイブ: 未分類

3)美容室経営における経費の種類と計上のポイント

美容室の種類とポイントを解りやすく集めてみました。

美容室を経営していて、経費は大きく分けて2種類あります。

1. 固定費

具体的には以下のものが該当します。

  • 家賃: 売上の約10%程度
  • 光熱費: 水道代や電気代など。10坪のサロンで月2万円程度が目安です。
  • 通信費: インターネットと電話代。月6,000円程度。
  • 人件費: 売上の35〜50%程度
  • オーナーの給料: 売上の20%程度

2. 変動費

収入や業務量に応じて変動する経費です。具体的には以下のものが該当します。

  • 美容消費品: カラー剤やシャンプーなど。売上の10%程度
  • 宣伝費や広告費: 美容予約サイトの利用料やチラシ作成費用など。
  • 雑費: 新聞図書費、接待交際費、セミナー費、税金、店舗の修繕費など。
  • 税金: 消費税、個人事業税、固定資産税など。

自宅兼美容室の経費は

自宅を兼ねて美容室を運営する場合、全額を経費にはなりません。ただし、「家事按分」という制度を使うことで、一部を経費として計上可能です。例えば、自宅の7割を美容室を使用する場合、家賃や水道光熱費の7割を経費にできます。

経費管理のポイント

  1. 経費の判断基準: 経費は、業務に必要な出費が対象です。プライベートな出費は経費になりません。
  2. 領収書やレシートの保管: 確定申告では提出不要ですが、最大7年間の保管義務があります。
  3. 消費品費と雑費の区別: 消費品費は使用可能期間が1年未満か取得価額が10万円未満のものの対象です。雑費は一時的に出ますが、多くなりすぎないように注意が必要です。

主な経費の目安

  • 美容消費品: 売上の10%程度
  • その他の経費: 売上の25%程度

研究費や衣服代

美容師がスキルアップのための参加者研修やセミナーの費用も経費に計上できます。また、仕事でしか使わない制服や衣服代も一部を経費として計上可能です。アクセサリーなどは対象外です。

美容室の経費を正しく管理し、節税に努めることが経営のポイントです。

美容室経営における経費の種類と計上のポイント

美容室の経費には以下の2種類があります。

・固定費:収入の増減にかかわらず生じる経費
・変動費:収入の増減やスタッフの増減などに比例して変動する経費

自宅兼美容室では全額経費にできない

仕事場と自宅の割合を明確にすれば、家賃も「地価家賃」として計上可能です。
ただし、「家事按分」という制度に従い例えば、借りているスペースのうち7割を美容室、3割をプライベートスペースとしている場合、家賃・地代の7割を経費にすることができます。

自宅を店舗

自宅を店舗としている場合、家賃や水道光熱費を家事按分により経費計上できます。例えば、10万円の家賃で7割を美容室として使用している場合、7万円を経費として計上可能です。

  • 人件費:売上の35〜50%程度
  • 家賃・光熱費:売上の10%程度
  • 美容消耗品(カラーの薬剤など):売上の10%程度
  • その他の経費:売上の25%程度
  • オーナーの給料:売上の20%程度

経費とは

美容室の経費は、業務で必要な出費すべてが該当する

「経費」とは、仕入れを除いた事業に必要な費用を指します。美容室経営での経費の判断基準は、「使った費用が経営や業務に必要なものかどうか」です。プライベート用に買ったものや旅行費は経費となりませんが、経営にかかる費用はすべて経費で落とせます。

経費には、固定費と変動費の2種類があります。

  • 固定費:家賃、光熱費、通信費など
  • 消耗品費:シャンプー、トリートメント、カラー剤、パーマ液、ハサミ、コーム、ブラシ、ドライヤーなど
  • 備品費:店舗のインテリアなど
  • 宣伝費や広告費:美容予約サイトなどの利用料など
  • 雑費:新聞図書費、接待交際費、ユニフォーム、セミナー費、美容室経営のための保険料、店舗の修繕費など
  • 税金:消費税、個人事業税、固定資産税、自動車税、不動産取得税、登録免許税、印紙税など
経費として購入した領収書やレシートは確定申告では提出不要ですが、最大7年間の保管義務があるため、無くさないように管理しておくことも大切です

固定費

固定費とは、月単位・年単位で必ず発生する美容室の経費を指します。固定費の種類を細かく見ていきましょう。

 

  • 人件費:売上の35〜50%程度
  • 家賃・光熱費:売上の10%程度美容室では水道代、電気代などがかかります。10坪のサロンで月2万円程度が目安です。
  • 美容消耗品(カラーの薬剤など):売上の10%程度
  • その他の経費:売上の25%程度
  • オーナーの給料:売上の20%程度通信費: インターネットや電話代で、6,000円ほどが目安です。

変動費

変動費は、売上に応じて変動する費用です。美容室の経営における主な変動費です。

  • 消耗品費: ハサミや櫛、ドライヤーなどの費用。
  • 税金: 消費税、個人事業税、固定資産税など。
  • 保険料: 火災保険や自然災害保険など。年間数万円が目安です。
  • 広告宣伝費: クーポンやチラシ作成費用など。

美容室の必要経費

「消耗品費」について、国税庁では以下のように定義しています。

  • 帳簿、文房具、用紙、包装紙、ガソリンなどの消耗品購入費
  • 使用可能期間が1年未満か取得価額が10万円未満の什器備品の購入費

美容室では、ハサミや櫛・ブラシ、ドライヤー、コテなどの器具、タオルやケープ、パーマキャップなどが備品に挙げられるでしょう。細かい備品だけでなく、椅子や鏡などの設備も、条件さえ満たせば消耗品費に計上できます

消耗品費と雑費との違いは

一時的な出費が発生した場合の費用が該当します。しかし雑費が多いと税務署の調査対象になる可能性があるため、なるべく経費総額の10%以下に留め、他の勘定項目に振り分ける。

主な雑費の例

  • 銀行等の振込手数料
  • サービスの解約またはキャンセル手数料
  • 有料サービスの利用料金
  • 引っ越しやクリーニングの料金
  • ゴミの処分費など

研究費美容室は落ちやすい

研究費とは、美容師がスキルアップのために参加する研修・セミナー自体にかかる費用のことです。美容関係の研修・セミナーは、現地開催やWEB開催を問わず数千円から1万円程度かかります。学生のように学ぶコースの場合、数十万円から100万円程度かかるものもあります。自らに投資をしたら、業務に必要な経費としてしっかりと計上しましょう

衣服代

全額は難しいですが、「一部でも経費として計上したい」場合は、税務署へ問い合わせてみることをおすすめします例えば仕事でしか着用しない制服を購入するなどアクセサリーはダメ

美容室の経費を管理して節税しよう

 

お客さまから見た嫌な美容師とはアンケートから

どんなにカットが上手くても、煙草の匂いが強い美容師には次もお願いするか悩みますよね。今回は、「こんな美容師は嫌だ」というテーマで書いてみたいと思います。美容師さんもこの記事を参考にして、ご自身のことを振り返ってみてはいかがでしょうか?

提案がなく、すべてどうしますかと聞いてくる

カウンセリングでいきなり「今日どうしますか?」と聞かれると、困ってしまう方も多いのではないでしょうか? せめて今日のメニューを確認してもらい、まずは悩みを聞いてほしいものです。自分に似合うスタイルやプロの目線でのアドバイスを求めているのに、全て言われた通りにしかしてくれない美容師さんは嫌ですよね。低価格帯の美容室では、こういった対応が多いこともあります。低価格のお店はリピート率を求めない場合が多く、その場限りの仕事で済ませることが多いのです。お客様をさばかなければならないため、言われた通りにする方が楽なのでしょう。

傾聴力がない

こちらの意見を全然聞いてくれない、または理解していないように見える美容師さんも困ります。カウンセリングで不安なまま施術に入ると、仕上がりまで不安が続きます。2時間前後そわそわするのは嫌ですよね。しっかり相槌を打ってくれたり、こちらの適当な言葉をしっかり変換して言語化してくれる美容師さんなら安心です。

ズケズケとパーソナルなことを質問してくる

初対面なのにいきなり個人情報をたくさん聞くような美容師さんも嫌ですね。「彼氏はいますか?」「どこに住んでいますか?」「お仕事は何ですか?」など、仲良くなれば別ですが、初めからこうした質問をされると困ります。美容師さん自身が自分のことを話してくれれば、こちらも話してもいいと思えるのですが。

他の美容師さんの悪口を言う

人の悪口を言う人は、聞いていて気持ちの良いものではありません。周囲にも聞こえてしまい、他のお客様も不快にさせてしまいます。美容師は技術職なので、流派が違うと否定しがちですが、自分と違う考え方の美容師を批判するのは良くないですよね。例えば、「この切り方だとハネますね」と言われると、気分が良くありません。

使っているシャンプーなどを批判する

市販のシャンプーならまだしも、サロン用を使っていても否定されると困ります。市販品でも特に髪の悩みがなければ問題ないと思いますが、否定されて嬉しい人はいませんよね。日焼け止めやスキンケアについても同様です。おすすめのものを紹介してくれるのは良いですが、批判は嫌ですよね。

連絡先を聞いたりSNSで繋がろうとする

最近はSNSから美容室を探すことも多くなりましたが、ホットペッパービューティーなどで新規で行くと、美容師さんから「インスタフォローしてください!」や「インスタ教えてください!」と言われることもあります。鍵垢なら知らない人に見られたくないし、初めましての美容師さんにはあまりプライベートな写真を見られたくないですよね。美容室でSNSを聞かれたら、「全然更新していなくて、見る専なんです」と言っておきましょう。

携帯を覗き込んでくる

カウンセリング時に、「こんな髪型にしたい!」と画像を見せる際に、スマホのデータフォルダを探っている時に後ろから覗き込んでくる美容師さん。データフォルダって他人に見られたくないものですよね。プライベートな写真がたくさんありますから。カラーを塗っている時にLINEをしている内容を見られていたり、カフェを調べているときに「おすすめのカフェ知ってますよ!」なんて言われても、スマホを勝手に見ないでほしいですよね。

冗談が面白くない

会話の中で全然話が面白くない美容師さんも困ります。冗談のつもりでも反応に困ることがあります。特に下ネタを入れられると不快です。横から聞こえてきても不愉快です。

声が小さいまたは大きい

コロナ禍でマスク着用が多くなり、声が聞こえにくいことがあります。その上、ドライヤー中だともっと聞こえにくくなります。何度も聞き返すのは疲れます。また、声が大きすぎると他の人に話が丸聞こえで落ち着きません。

シャンプーが上手くない

美容室の楽しみの1つがシャンプータイムですが、それがあまり上手でないと残念です。力加減、リズム、強弱、テンポ、お流しのスムーズさなど、技術に差が出ます。爪の長い美容師さんのシャンプーは特に辛いことがあります。

体臭、口臭がする

これは接客業にとって致命的です。マスクをしていても、敏感な人はすぐに気づきます。タバコの臭いやコーヒーの臭い、虫歯や歯周病の人も臭いがきついです。服から生乾きの臭いがすると最悪です。香水の付けすぎも不快です。自分好みの香りなら良いですが、そうでない場合は辛いです。

お直しをお願いすると不機嫌になる

どんなに上手くても失敗はありますし、仕上がりに違和感を感じることもあります。「ちょっと思ったより暗いなぁ。でも忙しそうだし、我慢しようかな。でもやっぱりお直しをお願いしよう」と悩むお客様もいるでしょう。美容師側も心の中で「ちょっと明るすぎたかな」と思っていることもあります。お互いのモヤモヤを解消するために、美容師さんは笑顔でお直しをするべきです!

以上が、お客様から見た嫌な美容師の特徴です。美容師さん自身がこの記事を読んで、少しでも改善点が見つかれば幸いです。

 

 札幌の皆さんと会えてとても有意義な1日でした。
今回は今のキュビズムカットを見ていただきおました。
ブローレススタイルのカット法です。

お客さまのお悩みを解消しつつ洗いぱなしでもきれいなフォルムを再現します。

 

[公開期限 2024年10月30日 10:09]