2022/02/16
徳島キュビズムカット講師の美容室ゆいオーナー山下さんのブログから
ヘナ、ハーブ詳細が書かれてあります。
ミソハギ科の低木 ツマクレナイノキ 和名:指向花
ハーブの中でもトリートメント効果では
ヘナにかなうものはないといわれています。
ローソニアアルバというオレンジの色素を持ち髪に塗るとオレンジに染色します。
クレオパトラも、髪・爪・唇にヘナを塗って
その神秘性を増していたと伝えられています。
ミイラを包む布もヘナで染色されています。
防腐剤の役目をしていたと考えられます。
また冨と吉祥の女神”ラクシュミー”の好む植物と言われ、
めでたい時にはヘナなんだそうです。
幸運を運ぶ植物ということですね。
インドの花嫁は結婚式の時ヘナのタトゥーをして、
その濃さでどれだけ新郎に愛されているか占うそうです。
世界最古の医学・アーユルヴェーダ(インド伝承予防医学)。
漢方医学・ギリシャ医学より歴史は1000年古く、
それらより前の3500年前からあるそうです。
命と肌を養うために、ヘナなどのハーブ(薬草)・オイルを塗って病気を予防し、
身体の毒素を出す(デトックス)のが、本来の目的です。
古くから薬用植物として使用され、
皮膚病予防・止血・吹き出物・火傷・打撲・皮膚炎・水虫・防腐剤・抗菌・殺菌・
フケ・カユミ・養毛育毛効果・クーリング効果や、紫外線防止効果も。
食すと、増血効果もあるそうです。
毛穴の皮脂をスッキリ・髪のハリ・コシ・ツヤ・・・
こんな薬効がヘナにはあるそうです。
砂漠地帯でも育つ植物。
もちろん農薬なんて使いません。農薬をつかわなくても育ちます。
インドでは農薬は高級品なので、高いから使うことはないそうです。
だから、無農薬ですというような特別な栽培とかはありません。
ヘナは国が管理しているマーケットで、オークションされます。
だから、ここまでの過程で特別なヘナなんていうのはありません。
なので、特別な契約農場もありません。
質がいいとか悪いとかは、目利きの判断と、どう工場で加工するかで決まります。
ハイクオリティ・ヘナはインド・ソジャットのKEO社で製品化されています。
インドの人は工場でマスクやキャップを被るというような衛生面でのクオリティを保つレベルの工場は皆無です。そういう認識はないのです。
日本で学ばれた社長に、グラインダーを持つ工場は、KEO社だけだと思われます。KEO社のヘナは日本では4社しか扱っていません。
天然100%ハーブカラーは、ヘナのほかに
インディゴ(藍) https://ameblo.jp/ymst3675/entry-10172088478.html
そのほか
アムラ https://ameblo.jp/ymst3675/entry-10172593175.html
シカカイ https://ameblo.jp/ymst3675/entry-10172581031.html
アワル https://ameblo.jp/ymst3675/entry-10172610863.html
ターメリック(ウコン)など薬草をブレンドして使用します。
山下さんのヘナ歴はとても長く、たくさんの経験から情報量が半端なくあって
ヘナのすごいスペシャリストです。